個人的におすすめWEB漫画とSS アクション系だよ 感想 備忘録 25
アロハ!ジョダン
作者:ペルキン
http://pisoner.web.fc2.com/aroha/index.htmlジャンル:格闘、ギャグ
オカマキャラのジョダンを主役に据えた格闘アクション漫画です。
序盤は絵がやや荒いですが格闘シーン的には映えるので問題ないかと。
ギャグ的なアクションを挟むことはあるものの格闘シーン自体は真面目です。
キャラ立ちが良く、格闘術の個性やエピソードも熱さ・悲哀などを含む王道的なもので、読みやすく面白いです。
お話し的には番外的なエピローグエピソードが中途で止まっていますが実質的なストーリーは完結を見ているものと言っていいでしょう。おすすめ。
35話より
凶器人間
作者:鬼乃下
http://kusogomi.web.fc2.com/aku/aku.htmlジャンル:ホラー、アクション
初っ端からヤベーマッドな描写が炸裂する作者のセンスが光る!五話あたりから格段に画力・演出力が上がりつづけビビる!そんな漫画。
特定の凶器を体から発生させるなどの超常的能力を発揮する凶器人間であるジョン(ナイフタイプ?)、悪人を見分けられるようになったナズナちゃんとその姉で割と凡人ながら覚悟キマッてる桜子ちゃんを主軸に話が展開していきます。
凶器人間というのは良識や人間性をぶち抜けた先の存在のようなので、その都合上ハードな出血描写やらが連続しますがアクションの迫力や演出がいっそスタイリッシュな印象を与えます。
ジョンも凶器人間として全くの悪人なのですが対凶器人間に対して一貫とした姿勢を持っていて現状はダークヒーローな味わいがあります。
今のところ更新は止まっているようですがそこまででも非常に満足感は得られると思います。
どっかでデビューしててもおかしくないが…
第十二話『ジョンVS右川』より
第十三話『ハンデ』より
個人的におすすめWEB漫画とSS 感想 備忘録 24
ひきこもり「自分を鍛えて人生をやり直そう!!」
えらいこっちゃ…えらいこっちゃでこれは…シンプルでいい話ですよね。起承転結しっかりしていて大変よろしいです。
壁殴りって壁ドンにとってかわられちゃったような感じですよね。
成金「どうだ、異世界に来てしまっただろう」
は~また異世界ですか~素人はこれだからさ~上手いわ(感嘆
大男「がっはっは!1回戦の相手はこんなチビか?」 少年剣士「やれやれ…」
ファンタジーで基本扱いが悪かったりカマセにされがちな筋肉だるまの大男をネタに、闘技大会の始まりでよくある会話で始まるのですが、定番ネタを逆手にとって色々なパターンで展開されていきます。上記のタイトルに限らず、大喜利的な感じで面白いです。
個人的におすすめWEB漫画とSS AAタイトルメモ 感想 備忘録 23
今回は印象に残っているAAのメモ。
こちらが見やすいか。
ホラー等のきつい描写もありますが、現代伝奇って感じで面白いです。
ここから飛んでいくのが見やすいかしら。
こういのが一人の手で書かれたものではないというのがすごくこう、なんというか、美しい在り様だなあと。
13頭身のフーンは気持ち悪い
まあなんつーの、シュールというかナンセンスというか?人面瘡
きまぐれAA保管庫3よりこちらが見やすいか。
ホラー等のきつい描写もありますが、現代伝奇って感じで面白いです。
山奥のしぃ先生
ニコニコ大百科よりここから飛んでいくのが見やすいかしら。
こういのが一人の手で書かれたものではないというのがすごくこう、なんというか、美しい在り様だなあと。
個人的におすすめWEB漫画とSS いろいろ読めないやつ 感想 備忘録 22
ジャンケンボーイコブシ
作者:小林善二郎
http://marutissue.xxxxxxxx.jp/kobushi/top.html(not found)
ジャンル:少年漫画、ギャグ
not foundなのでもう読めないのですが。
うろ覚えで感想を書くと「ジャンケンの強さで学園の階級が決まる」というジャンプ漫画的な設定の下で繰り広げられる、熱血要素ありのギャグマンガという感じでした。
軽く検索したところ、コブシという名前の通り基本「グー」でしか勝負しません。そこから想起される通り特殊能力を付加して道理を無理でねじ伏せる能力漫画的エッセンスが面白かったなあという記憶。
メタロと月子
作者: (無し)
http://neetsha.jp/inside/comment.php?id=4527(新都社コメントページ 作品ページnot found)
ジャンル:アクション、ギャグ
これも読めないねえ…
うろ覚えで感想を書くと、ガチ目の戦闘ロボットであるエクスがなんかの事情で女子高生の月子のところに送られてくるんですが、この月子は異常な戦闘能力の持ち主でエクスをボコボコにします。
以降はトラブルのたびに8:2で月子が戦闘で処理していく感じの展開になります。
まあストーリー部分はさほどどうでもよく、女子力は足りないが戦闘力はあふれている月子と強いはずなのに目立てないエクスの圧巻のアクション・ロボ描写がメインになる作品でした。
いくらかのドラマ要素も戦闘を引き立てていて良かった感じでした。
個人的におすすめWEB漫画とSS ひとつ前を忘れていく 感想 備忘録 21
ひとつ前を忘れていく
作者:七面鳥
http://7mencho.webcrow.jp/extra-march/index.htmlジャンル:オムニバス短編集
これは非常におすすめです。ホントに!読もう!
連作のオムニバス短編集ということで一話ごとに大きくストーリー形式が変わりますが、どれも破綻することなく構成されています。そして最初から最後まで薄っすらと話がつながっており収束させていくのは見事なものです。
頭脳戦・心理描写が多めですが、それに比して解説パートや読者が抱きがちな疑問を聞いてくれる「ワトソン」的ふるまいをしてくれるキャラも多いので、結末まで読み進めればよくわからずイライラするということも少ないです。
一部で頭脳戦をこじつけ的力技で突破する場面がありますが、これはこれで純粋な頭脳戦だけでは得られない外連味が出ていて良いですし、こじつけ自体は話を破綻させるようなものではありません。まあジョジョにおける「凄み」のようなものです。
話の内容はネタバレになってしまうので、サクッと紹介だけ。
軽く見直したところ、時事ネタ部分や当時の新都社の絡みがいくらか見られますが気になるのはその辺くらいかと。
第一話 異次元の囁き
全体の導入。軽く読み流しておけばOK。
第二話 恋の行方
微妙にただれた恋愛話だが若干の渋みもある。高校生なんやけどな!
第三話 砂上の共闘
ここから頭脳戦の色を強める。sawとかマガジンデスゲームのノリ。
理不尽な導入から始まる犯人あてゲーム!
第四話 超越者の哲学
まんまジョジョですが哲学をぶち込むという凄み。
第五話 反逆のレッドカード
これは独立して別に連載されています(した)。
サッカーをキャプテン翼でしか知らない私でも面白く読めますが、明らかに戦術論と実力が高校生サッカーの域ではないだろ!まあ作中でやってるのはミニサッカーですが。
個人的におすすめWEB漫画とSS 絶対加速クレッシェンドQ 感想 備忘録 20
絶対加速クレッシェンドQ
作者:不死鳥
https://windom.ran-maru.net/ジャンル:厨二・アクション・自己実現
どんな漫画?
「生まれながら特殊な能力と悲しい運命を背負った「赤羊(レッドラム)」と呼ばれる少年少女たちの愛と戦いと、自己実現の物語。 」
ということです。
画力やアクション描写はまあ置いといて、web漫画ないしアマチュアというか同人というか、商業ラインには決して乗らないだろうという感じにおいては最高峰かなと。
どういうことかというと
(第十七話「世界に反旗を翻せ!天元突破者イザヤの野心!」より)
こういうことです。
とにかく全編にわたってストーリーの流れに乗って、キャラが思考と弁舌を垂れ流しまくり物理的にもメンタル的にもぶつかり合います。
作者の思考をたいしたフィルターも通さず表す怒涛の如く押し寄せる文章量は一見の価値あり。
リンクのある作品wikiによると小説もあるようですが私は全く手を付けておりません。
とにかく言葉をこねくり回す作品ですが、キャラやストーリーには意外とブレがなく骨組みはしっかりしている印象。全編ご都合的なところや結末はひっかかるところがあるかもしれませんが、作者のモノという意味合いの作品としてはこれ以上の着地点もない気がします。
はっきり言って読みやすいとは言えませんし、エンタメ的面白さもやや欠けますが、時折思い出しては数話つまみ食いして面はゆい気持ちになれる唯一無二の個性があると思います。