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 昔読んだ絵本02 「のうさぎにげろ」

今にして思えば、「はらぺこあおむし」とか「ぐりとぐら」のような定番絵本を買わずにマイナーな方っぽい絵本をセレクトした親は我が親ながら良くわからないな!
も、もしかしてその辺は図書館で読めるからええやろみたいなケチ丸出しの考えだったらどうしよう…(遅れてきた反抗期)

「のうさぎにげろ」 (新日本動物植物えほん 1)

伊藤政顕 (著), 滝波明生 (イラスト)
新日本出版


子供心に「えがうまいなあ」などと思ったものである。
絵本とは言うが、劇画というか写実よりの画風。

お話もファンシーな感じは全然なくて、野兎の生活を描写しつつキツネとタカだったかワシだったかに襲われるスペクタクルなシーンがある。

特に追われるシーンは画力と相まってかなりの迫力であり、絵本でありながら私は大興奮したものだ。
野兎を間近で追っかけてる感覚なので結構怖くもあったな。

まあ作中のウサギは何とか逃げ切るんだけどもその時のウサギの逃げ方とか、怪我してたりとか季節が変わって毛が生え変わるとか…
とにかく子供にも分かる程度に細かな描写がなされており、なんとなく賢くなった気がしたものである。

ふと思ったが絵本っていうか貸本みたいな感じするね。
   

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