重装機兵ヴァルケン ヴァルケンは最高01 ヴァルケンの動作
「重装機兵 ヴァルケン」というゲーム作品を知っているだろうか。
SFCにて発売されたロボットアクションゲームである。
現時点においてもロボゲーとしては究極に近い完成度であると断言しよう!
隅々まで気を配られたグラフィック、ロボットの挙動、アクションとしての面白さ、そして何よりパイロット間の会話やストーリーから演出される「ロボットを操縦してる感」は至高である。
とりあえずこのヴァルケンの操作系や武装などの面から魅力を語っていこう。
ちなみにさんざロボットといってきたがヴァルケンはアサルトスーツ(AS)だ!
ああ、はやくバーチャルコンソール以外の形でもさわれないものかなあ…
ヴァルケン
プレイヤーの分身たる汎用性の高いアサルトスーツ。可能ならばSFCの説明書を入手しよう。
やたら詳しい解説が載っているぞ(筆者は紛失した。ちくしょう)。
初期装備はバルカンとパンチだがアイテムを入手することで武装は増える。
主役機ではあるものの所謂エース専用機などではなくあくまで量産機体であるという点が渋い。見た目は地味だがステージを進めるたびに愛着がわいてくるであろう。
このゲームの魅力の大部分を担っているといってもいい。
とにかく出来ることが多い。
そしてそれらを使いこなすことでゲーム的にもロールプレイ的にも上達できることであろう。
ヴァルケンの各挙動には「重さ・重厚感」とでも表現すべきクセがありこれは決してゲーム的損失にはつながらずむしろロボットのリアル感の向上に一役買っていると言えよう。
・ローラーダッシュ
ヴァルケンの歩行速度は決して速くない。ということで一気に進めたいときや回避行動をとる際はこれを使うことになる。
一定時間使うと自動で停止する。
このダッシュ機動が実に秀逸である。
こればっかりは触ってもらって実感してもらうほかあるまい。わかりやすくいうとボトムズである。
Aボタンを押してローラーが起動したら徐々に速度が高まり銃弾をまきながら走りぬけ段差を駆け下りたら反転し安全な下方から仕留める。
などというカッコイイプレイも目指せるぞ!
お勧めの使用箇所は「傾斜部」だ。
地面をめくりあげながら走り抜けるのは最高だぞ!
作中のたいていの壁や床は弾を当てると当てるとベコベコ歪んだりするのだ。
ゲーム的には何のメリットも無いが雰囲気作りは大切だと思うぞ。
ステージ中に弾を当てたやつは俺以外にもいるはずだ!
・バーニア
ヴァルケンの行動可能箇所は広範だがあくまでも二足歩行であるから、空中の敵には対応できないのかというとそんなことは無い。バーニアがついているのだ!
ジャンプボタンを一定時間押し続けると作動するぞ。
少し吹かすとすぐ切れるので安定した地面で感覚をつかんでおくのをお勧めする。
このバーニア機動が実に(ry。
さらに地面付近で使うと煙が吹き出る感じが超ステキ。
基本的にはジャンプの最高点を伸ばすために使うが、もちろん飛距離を伸ばすのにも有効だ。
が、やはり習得してもらいたいのが「落下速度の軽減」という使い方である。
あまりの高所から落下して速度がつくと、着地時にヴァルケンは衝撃吸収モーションをとり少し止まる。(これはこれで素晴らしい表現である)
のだが、バーニアを適度に吹かして落下速度を緩めてやるとこのモーションをとらずに動くことができるのである。
まあゲーム的に問題になる箇所は皆無に近いが、やはり小隊長としてはスマートに動かしたいところ。
ただ単に押しっぱなしで使うのではなく連打でわずかづつ吹かしたりと結構遊べる動作なので色々試してみよう。
・シールド
実はゲーム的にはこれさえ使いこなせれば8割がたクリアできるといっても過言ではないぞ!前方にシールドを構えるのだが、なぜか全方位の攻撃に対してシールド状態が反映されるのだ。
まあ慣れるまでは簡単なゲームというわけではないので、これはいいと思うのだが。
慣れれば一度も使わずにクリアできるし、適当に縛ってもいいかも。
とはいえ過信しすぎてもいけない。
攻撃によっては貫通するし、なにより接地状態で無ければ使えない。
つまりブースターを使った空中戦や無重力ステージでは使えないも同然である。
あれ…そう考えるとそれほど壊れ性能でもないのか?
・銃身固定
このゲームはヴァルケンの機体そのものを動かすほかに武器を向ける方向も操作する必要がある。この銃身の向きを固定しておく操作が本作には存在する。
特に初プレイ者が軽視しがちなのはこの操作でこれをほっておくと、ステージ1は何とかなってもステージ2の無重力シーンでパニクって詰まるという事態が発生しがちである。
活用すれば全編にわたって便利なのでぜひ習得しよう。
ちなみに機体の左右の向きも固定される。
押しっぱなしの間だけ効果が続く。
非常に説明しにくいのだが、無重力ステージで普通に上へ行こうとして方向キーの上を押すと銃身も上を向く。
しかしこのボタンを押しながら上ボタンを押すと押した時点の角度(例えば機体正面)に向いたまま移動できる。
特に慣れないうちは無重力ステージなどではヴァルケンの向きを→で銃身は正面という形を維持しよう。
多少ザコを処理しにくい場合もあるが右方向へ進む横スクロールアクションなので大体はなんとかなる。
これが使いこなせると非常に武器が扱いやすくなり、プレイの快適さも格段に向上する。
ステージ1と2のスタート地点付近で慣れておこう。
ローラーダッシュと併用できるようになれば引き撃ちとか出来て楽しいぞ。
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