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 モバマス がおーたべちゃうぞ

雰囲気だけホラー風味の与太話になってたらいいな。

フレーズとアイドルの組み合わせだけ思いついて組み立てただけなのです。言い訳です。




ー事務所にて 夏休みの昼下がりー

がおーたべちゃうぞ


凛「ん…どうしたの仁奈。急に抱き着いて」

仁奈「えへへ。
おねーさん、暇でごぜーますか」

凛「今はレッスンも終わって帰るだけだよ。」

仁奈「じゃあ仁奈に付き合ってほしいですよ。」



仁奈「ふふーん。おねーさんと遊ぶんだー」

凛「付き合うのはいいんだけど…何をするの?さっきの たべちゃうぞ ってやつ?」

仁奈「それを今から確かめに行くですよ。」

凛「?」



ー事務所にて 上層階用エレベーター

凛「外で遊ぶんじゃないんだね」

仁奈「実は仁奈もどうやって遊ぶかは知らねーのですよ」

凛「えーと…?」


夏休みに入ってキグルミたちを洗濯してあげようと思って屋上に何度も行ってたでごぜーます。
それでプロデューサーの部屋の前も何度も通ったんでごぜーますが、色んなおねーさんたちが入っていくのを見たですよ。


凛「…うん。それでそれで。」


お仕事の話かなーと思ってお邪魔はしなかったでごぜーますが、ある時気づいたでごぜーます。
おねーさんたちが部屋に入る時に

がおーたべちゃうぞ

って言ってるのを。

それで思ったですよ。
仁奈にはよくわからないけれど何か楽しい遊びをしてるにちげーねー


仁奈「ということで凛おねーさんを誘って遊び方を聞きに行くですよ」

凛「他に…何か気づいたことはあるかな…」


そうでごぜーますねー。
何回か部屋から出てきたおねーさんとプロデューサーを見たでごぜーますが、その時はいつも顔が赤くなってたでごぜーますよ。
仁奈は熱中症でやがりますか、だいじょうぶでごぜーますかと聞いたら

???「ねっちゅうしよう…ふふっ。そうかもしれませんね。気を付けないと。」


仁奈「そんなかんじでゆっくり休むからとはいったでごぜーます。」

仁奈「きっと体力がいる遊びにちげーねーのですよ」

凛「ふーん」

仁奈「へっくしゅ!うう、おかしいでごぜーますね…急に冷えてきやがりました…」

まゆ「大丈夫ですか仁奈ちゃん。きっと汗が冷えちゃったんですね。」

凛「うん、そうだね。仁奈、遊び方は私たちが聞いておいてあげるから今日は帰りなよ。」

仁奈「うーん、そうですね。じゃあお任せするでごぜーます」


ー事務所にて プロデューサールームー

お、おお。
どうしたんだ?
どうして帰る準備をしてるんだって?
いや、それが、ちょっとここ連日で打ち合わせがな。
まあとにかく疲れてるんだ…というか逃げたいというか…隙あらば来るというか…


ガチャリ


おい…どうして鍵を閉めるんだよ。
どうしてそんなに急ぐのって?
いや、その、今日はみんな仕事で出払ってるから高跳びチャンス?みたいな?
噂が広まりきる前にだな…

何の噂?いや、夏休みで人が少ないからチャンスみたいな…
いやいやいや、どうでもいいんだそれは。

え、何?遊び方?
ま、まさかお前ら…他にも来る?
手段を選ぶときじゃない?もうこれは戦争だから?

い、嫌だ!
もう無理だ!た、たすけてくれ…たすけ


がおーたべちゃうぞ



どっとはらい

<<10/15  私以外にはどうでもいいあとがき・備忘録>>
当初は初めに書いたように、シリアスなホラーにしようとしたもののまとめきれずに上記に落とし込みました。
怪異にガチで食われている系だったのですがアイドルにやらせるのはなあ、となったのでフレーズだけ使いました。

成長した仁奈チャーンに過去の事件をきく現プロデューサー
→事件にまつわる過去話(本編)
→解決したと思っていたものの実は仁奈も怪異に囚われており現プロデューサーが…

というホラー物によくある解決したと思ってたけど…パターンになるはずでした。

完成品でドアを閉めだしたり語りが変わるのはその名残ですねえ。


   

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